私共が育ててきた最後の犬・バルカン(シェルティー♂(ブルーマール)14歳。)
病気知らずでここまできましたが、最近食欲がなく、散歩時の歩き方の速度もかなり遅くなってきました。
暑くならないうちに散歩に出かけますがそれでも、この暑さです。
夫もそれは十分承知で距離を短くゆっくりと歩いているそうです。
いつもは食事の時間になると催促に来るのですが、最近は名前を呼んでも来なくなっています。
心配。
ジュピター、バッカス、アポロン、マーキュリー、クロノス、バルカン。
皆、可愛い我が家の息子たちです。
犬のトイレは室内に置いてありますが、具合が悪くなって立てないような状態になっても必死に立ち上がってトイレに行こうとします。
逝ってしまった犬たちがそうでした。
クロノスは具合が悪くて入院中に逝ってしまいました。
誰もいない深夜の動物病院で。
それからは最後は家で皆のいるところで看ることにしています。
最初のジュピターは大変苦しんでひきつけをおこすようになりました。
それが頻繁になり、見ていられないほどになってきたのです。
もう時間がないのであれば楽にしてやった方がいいのではないか、家族そろって獣医さんに相談に行きました。
結論は「もう少し様子をみましょう。」でした。
その翌日でした。
私は用があり2時間ほど留守にした間に逝ってしまいました。
日曜日でしたから夫と息子が付いていてくれました。
涙が止まりませんでした。
バルカンを迎える時、この犬が最後と決めました。
私共が最後まで世話が出来るぎりぎりの時だったのです。
バルカンとの時間もそう長くなないでしょう。
楽しく過ごしたいと思っています。
左からクロノス・バルカン・アポロン・マーキュリー
左からアポロン ・バルカン・マーキュリー
畳の部屋へは決して入りませんでした。
犬と一緒の生活も30年以上になりました。
ペットホテルに預けて出かけることを良しとしませんでしたので、
今までで3日間だけ動物病院に預かっていただきました。
誰かが家にいたのです。
夕方夫と二人で海岸まで散歩に行きました。
誰もいない海でアポロンとマー坊は楽しそうでした。
今頃5匹で かけっこ していることでしょう。