バラ と 孫・・・そして結婚記念日。





ミシェル メイアン

派手さありませんが、このバラを見ると落ち着きます。





ラ フランス
シルバーピンクの薄い花びらです。
すぐに花びらが傷んでなかなかきれいに咲いてくれません。



昨日、帰りが遅くなるので、夫が孫を保育園に迎えに行きました。
部屋まで行くと 照れたようなしぐさですぐには寄ってこなかったそうです。
1時間ほど我が家で遊んでいると、息子が迎えに来ました。
玄関に気配がすると、顔が輝きます。
言葉にならない言葉を発して飛んでいきました。



さて10月1日・今日は私ども夫婦の 結婚記念日
その頃夫は忙しく休暇が取れるよな状態ではありませんでした。
仕事が終わった土曜日の夜行に乗り早朝新潟着。(当時、週休二日ではありませんでした。)
午前中に散髪に行き、夕方5時からの式。
その日の寝台車で月曜日朝、立川の駅に降りました。
両手に風呂敷包み。
(中身は夫の家にあった、いただきものの鍋やお皿。)
立川から東大和の家までバスで30分。
荷物を置いて夫は出勤。
家の前は桑畑。
富士山が見えました。
東京にもこんなところがあったのです。
狭い家にタンスは不要。
紙袋や風呂敷に包んだ衣類。
何とも味気ない生活の始まりでした。
それから39年。
二人とも髪が真っ白になりました。
二人の子供、昨年は孫も生まれました。
そしてバラに囲まれ・・・私の人生まさに バラ色 です。