懐かしい声

昨夜、高校の同級生に電話しました。

つくば万博の折には家族で会いに来てくれました。
それが最後です。
もう40年近く前になるのです。
お互いに夏休みには帰省していても予定が合わなかったり時間がなくて会えずじまいでした。


二年前にご主人を亡くされ、今は信州の山の中で一人暮らし。
毎年健康診断も受け、何の問題もないと言われていた元気な方でしたが、
あっという間だったとのこと。

 

山の中の暮らしは静かで穏やかに時間が過ぎるけれど、買い物も病院も車がないと身動きが取れない。
70も半ばを過ぎ、車の運転をやめたらと子供たちに言われる。
バスもなしタクシーもなし一体この先どうしたらいいのか・・・。
郵便局も銀行も人口減少で閉店され、給油のために用のある場所の何倍もガソリンスタンドまで走らなければならない。
ガソリン代も上がる一方。
年金暮らしの身には大変とのこと。

 

利用する人口が少ないからと道路整備も後回しにされ、選挙があっても
なにやら叫んで通り過ぎるだけ。
効率の悪い地域は取り残されるだけなのでしょうか?

 

狭い日本のまた狭い狭い地域に人口が集中し、取り残されて荒れていく地域が広がっていくのでしょうね。

政治家だけの責任ではないでしょうが、この国の先行きをもっと真剣に考えなければ・・・。
そしてその政治家を選んでいるのは外ならぬ私たちなのですよね。

 

昔乙女二人が日本の将来???を真剣に熱く語った時間でした。

 

でもお互いに声を聞くことが出来てほっとした時間でもありました。

 

カラミンサ

 

ブルーの斑点がなんともかわいらしい花です。
マクロレンズがなければこの斑点、知らずにおりました。