二人の誕生日

今日、7月11日は弟と息子の誕生日。

くしくも二回り違いの丑年。

息子出産の折、弟は仕事で日本を離れておりましたが「遥か洋上より健やかな成長を祈る。」と祝電が届きました。

 

息子は二人の父親になり今は単身赴任中。100キロマラソンにも挑戦していますが黙々と走る姿を通じて家族に語りかけているのかもしれません。

 

私自身は結婚して上京し、まさか生まれた地に帰ってくるとは思っておりませんでした。弟がどうかは、わかりませんが定年を機に新潟に帰ってきました。これまた不思議な感じがしています。ピアノのレッスン、体力維持のジム通い、鉄馬ハーレーに乗って、あちこちツーリングを楽しんでいます。つい最近も何度目かの北海道ツーリングから帰ってきたばかり。7年後の喜寿になってもツーリングに出かける姿を想像しています。頑張れ、S君。

 

私自身、親孝行はしてきませんでしたが、両親亡き後、埼玉在住の姉、弟3人でオバカン旅行に出かけ、子供時代のことなど懐かしく語り合う機会を持つことが一番の親孝行ではないかとひそかに思っています。戦後の物のない時代に(贅沢を言えばきりがありませんが)不自由な思いもせず、子供時代を過ごすことが出来たことはありがたいことでした。

 

子供の数も多く、中学校の校歌に二千の学童…と言う歌詞がありました。今は何人いるのでしょう。

テストの試験用紙も先生の手書きガリ版刷りでした。お若い方々にはわかりにくいことでしょう。今のように30人学級などとは程遠く倍近い人生徒で教室はあふれんばかりでした。そのせいで先生の目が行き届かなく、いたずらしてもわからない利点もありました。(笑)でも、とても楽しい時代でもあったのです。

 

今日、誕生日を迎えた二人に熱いエールを送ります。