ショベルカー。

子供ならずとも働く車を見ることは大人にとっても、いや、私にとっても楽しく興味深いものです。

昔々息子が高校受験を前にした先生との個人面談の日の事でした。
教室の廊下で順番を待っていました。
前の親御さんが長引いているようです。
ふと音のする方向を見るとショベルカーがまさに小さな盛土の上からおりようとしているところ。
どうやって降りるのかと興味津々。
ガタンガタン・・・なるほど、これは運転技術がいるわーと眺めておりました。
A君だったら、どんなに喜んだことでしょう。
面白くて時間を忘れていました。
誰かが私を呼んでいます。
今、一番いいところなのに・・・。
キャー・・・個人面談忘れていました。
「先生、凄いですよ。」と言うと「変わりませんなー。あのころと・・・。」と言われてしまいました。
息子の担任は私の中学の一年先輩(部活が一緒)でした。

息子は中学二年で新潟へ。
運動会の日のことです。
こちらの方へ歩いてくる男性、一目見てすぐにわかりました。
あちらは分からないだろうなーと思っていると「やー。何年振りかなー。」と声を掛けられました。
「数学の教師になってね。」としばし昔話。
半年たち3年時の担任になったのが彼でした。