思い出のキッチン用品

サラダの水切り

 

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我が家のキッチンで一番の古株かもしれません。
義父は生野菜のサラダが大好きで毎日、食卓に。
それもかなりの量を食べるので、ドレッシングの油の摂りすぎを気にしていました。
サラダの水切りがいつごろから販売されたのかはわかりませんが、水分をよく切ったレタスはドレッシングの量を減らせると喜んでいました。
新潟に帰省した折に義母が「これは便利なのよ。」と言って買ってもらったのが、この水切りでした。
以来40年近く我が家のキッチンで活躍しています。
今はきっと進化して形も変わっているのかもしれませんが、上蓋についているネジが何度か壊れましたが、その都度夫が修理して今に至っています。

義父が育てていたバラと義母から買ってもらった水切りは大切にしたいと思っているのです。

 

大学病院歯科

 

今日のmiyakoさんのブログを読んでいて母の歯にまつわることを思い出しました。

 

実家の母が80歳の頃、顎が開きにくいと言って大学病院の歯科を受診したことがありました。
問診が終わり先生に「レントゲンを撮るので外してください。」と言われ母は顎に問題があるのに何でブラウスのボタンを外さなければいけないのかと不思議に思いながら、ボタンを外し始めたそうです。
すると先生が慌てて「服じゃなくて入れ歯を外してください。」と言いなおされたとか。

両親は亡くなるまで入れ歯はありませんでしたから、「入れ歯はありません。」とちょっと憤慨して答えると先生が「80歳でこれだけ歯が残っていて、入れ歯でないとはこれはすごいなー。」と褒めてくださったそうな。
(母の年代では食糧事情で、歯を悪くして、入れ歯の方も多かったのでしょう。)
その時のことを何度も何度も面白そうに話すので、顎はどうなったのか聞き忘れてしまったのでした。