老舗喫茶店 白十字。

地元紙の朝刊に「老舗喫茶店 白十字 来月閉店」と載っていました。
結婚前住んでいた家からは徒歩で10分程度、社会人になってからは勤務先から目と鼻の先。
古町6番町にあったその店は昼休み・仕事帰り、よく立ち寄った想いで深い喫茶店でした。

その頃は新潟市内で繁華街と呼ばれていましたが万代地区に商業施設が出来、人の流れが変わりました。
新潟に戻ってしばらくしてから古町を歩くとあまりの人通りの少なさに驚いたものでした。
息子と映画を見た帰り、夫や娘と買い物時に立ち寄ったときは顔を覚えていてくださって声をかけられたりもしました。
船室のイメージでこじんまりとした二階建ての店は妙に落ち着く場所でした。
きょうだい5人で切り盛りしていた 「白十字」 来月5日、約70年の灯が消えます。


娘が大切に着ていた冬のコート。
もうかなり傷んでいて、捨てようかどうしようか悩んでいましたが生地の使える箇所を生かしRの物を作れないかと
言うと二つ返事でOK。
言ってはみたものの地が厚いので、四苦八苦でした。

ジャケットは同じデザインで3着目。
下はジャンパースカート。
色が色なので「着せたら仔狸みたいになりますね。」とは娘の弁。
(実は夫も私もそう思っておりました。)